With A Smile
日常の出来事やはまっていることなどを載せていきます。たまに音楽関連など、他の事に関しても載せていこうと思います。ぜひ寄ってってください!たくさんのコメント待ってます!!
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やっと完成しました!!
え~やっと新しい小説が書き終わりました!!
今回は以前の作品よりもよくできた気がします。
小説のタイトルは
夢で逢えたら」です。
ジャンルはファンタジー&ラブストーリーです。
一生懸命作ったので読んでくれたら嬉しいです。
感想待ってま~す。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


「す……好きなの。付き合ってほしい。いや……今すぐ結婚してください!」

 ハッ! 夢か……




「ヒロキー」
 おっ、ミサキ。
 隣りの家に住んでる同学年の……つまり
 幼な馴染み。
 そして呼ばれたのはオレの名前。
 ちなみに小学六年生だ。

「早くぅー」
 登校班が同じだからなんかオレを迎えにくるのが日課になったみたい。
「はいはい。今行くよー」


「最近ミョーな夢を見るんだ。リアル過ぎて現実で起こっているような感じがするんだよ。なんかさ……」
「なによ。この世終わりみたいな顔してー。ヒロキらしくないよ。ヒロキだったら楽しむと思うけど」
「だって夢の中で痛みとか感じるフツー?」
「え、いやーそれは無いかな」
「でしょでしょ?」




「オッハー!」
 え?
 なんか懐かしい響き。
「おはよう!」
 夏休み明けの教室が盛り上がっている。
「おいおい。あの番組見た?」
「そんでさ、ノコギリクワガタがさ――」
 TVの話や旅行の話、探検したとかいう話やらわんさか飛び交っている。
「ヒロキも見るか? 俺の自慢のコレクション」
 ついに俺も引き込まれた。
「うわ! すげーじゃん!」
「だろ? だろー?」

「ほらほら! 席着きなさい!」
 教室中の話に強制終了がかかった。
「はーい……」
「へーい……」

「おう。皆揃ってるな。どうした? 持ち物に元気な笑顔って書いておいたけど?」
「先生、それ先生に没収された気がします」
「ははっは。そりゃ悪かったな。でも先生はちゃんと持ってきたぜ」
 皆はしらーっとした目で見つめてやった。
「じゃあ宿題を出してもらおうかな」
 皆はさらにしらーーっとした目で見つめた。

「校長せんせーのお話」
 元気の良い司会が頭を光らせているモンスターを召喚した。
「えー、おはようございます」
「おはよー、ございますぅ」
 気の抜けるような返事がモンスターを苦しませる。
 しかしモンスターは負けなかった。
「おはよーございます!!」
「……えー、一ヶ月ぶりにまた元気な皆に会えて嬉しい限りです。先日こんな記事を見つけました……」
 皆はモンスターの繰り出す呪文に耐えたのであった。


「では明日も元気な顔を見せてください、さようなら」
「さよーなら」

「ヒロキー、一緒に帰ろー」
 ミサキが駆け寄ってくる。
 なんかヒューヒュー聞こえた気もするがまあしゃーないし。
「おっけーおっけー」
 体の弱いミサキを家まで届けるようミサキのお母さんに頼まれていたのだ。
 あいつはわりと学校でモテるから嫉妬深い声が矢のように突き刺さる。
 でも頼まれたからにはしゃーない。

「じゃーね。また明日ー」
 ミサキが家に入って行くとミサキのお母さんが家から顔をだして
「ヒロキ君、今日もありがとー!」
 いつものお礼の言葉をもらってオレは家に入っていった。






「ここはどこだー?」
 オレは今、夢の中。
 リアル過ぎる夢の中に飛び込んだ。
 今日は恐竜がいる時代に来たみたい。
 森の中から首を出している恐竜に怯えながら状況をつかんだ。

「よくぞ来てくれた、今回は恐竜を退治してもらう」
 紳士な服装のおじいさんが突然訳のわからない事を言ってた。
「安心してくれ。このドリームワールドでは確かに痛みや疲れは感じるが、地球にいる君にはなんの影響もない。まあ、ドリームワールドの君と地球の君は別々だと思ってくれ。君はワシが選んだドリームヒーロー“夢の英雄”の候補だ。ぜひ我がドリームワールドを救ってくれ」
 当然の如くオレの頭はパンクしそうになった。
 なに言ってるんだこのおっさん、
まあ夢だしこんなこともあるか。
「なんか良く分からないけど頑張ってみるよ」
「おー! そうかそうか、では君をドリームヒーローに任命するぞ。これからの健闘を祈る。早速じゃが、今回はコレを使ってくれ」
 そこに置いてあったリュックにはナイフやらロープやらなんかゲームで見たことある様な道具が入っていた。
「うわー! カッコいいじゃん」
……そういえば恐竜を退治するんだっけ。
「っで、なんで退治しなきゃいけないの?」
 おじいさんは振り返って言った。
「そっちで言う人間の一種に進化するであろう生物、ワシらの言う“ホープ”の生存がここで確認されたからじゃ。別に退治しなくてもよい。ホープの安全を確保してほしいのじゃ。恐竜が作りあげる悲惨な世界はもう見てはいられないからのー」
「なるほど。了解しました」
 そう言うとリュックを背負って走り出した。


「ハァ……ハァ……」
 ヒロキは川に辿り着くと夏の様な暑さに耐えきれず川の水を飲みだした。
「サンキュー自然!」
 ここで一休みすることにした。


 バッシャーン!
 暫くするとなんと川から恐竜が現れた。
「な! 何で川から恐竜が!」
 しかしヒロキには考えてる余裕が無かった。
 恐竜が急に暴れだしたのだ。
 どうしたことか。

 その原因はすぐに分かった。
 ホープであろう生物が恐竜の背中に槍を刺していたのだ。
 恐竜の血が川を染めていく。
 しかし、恐竜は反撃を始めた。
 ホープはすぐさま傷だらけになった。
 いきなりの出来事に体が硬直していたヒロキだったが、すかさずリュックからロープを取り出し、木に結びつけ、そしてもう一方をホープめがけて投げた。
 それはうまい具合に近くに落ち、
ホープはふらふらしながらもロープにしがみつく。

「よいっ……しょ」
 川の水のお陰で案外素早く引き上げる事が出来た。
「大丈夫か!?」
 そう言って駆け寄り、抱きかかえて木陰まで運んだ。


 ホープの姿はまるで人間の様であった。 手や、足の形が若干違うだけであった。

 ヒロキはリュックから救急箱を取り出し手当てを始めた。
 医者である両親をもつヒロキにとって、傷の手当てなんて容易いものであった。

 ちょうど手当てを終えた頃、ホープは意識を取り戻し始めた。
「ゔー、ゔー」
 苦しそうな声で威嚇されたような気がした。
 敵意識を持たれているのだろうか。
 ヒロキは笑顔を作ってホープの頭を撫でてみた。
 するとすこし安心した様子であっちも笑顔を見せた。
 そして交わされる握手。


 ヒロキはホープをおじいさんの所へ誘導した。

「おー! 良くやってくれた。ありがとう! さすがドリームヒーローだのー」
「お役にたてて光栄です」


「ΨμξδζΘλ?」
 突然ホープが言葉を発した。
「ΣηθδΠ」
 おじいさんが返事をする。

「実はのー、ワシもかつてホープと呼ばれる存在だったのだよ。今は、色々あってそっちの世界の言葉を話せているのじゃが、本来はこの文字を並べて話していたんじゃ」
「ってことは、この人? と仲間ってこと?」
「そういうことじゃ。ワシは仲間の中で一人だけ急速に成長してしまってのー。他のホープを育てるのがワシの使命といったところか」

 その後、おじいさんとホープの会話が続いた。

 そして会話が終わるとおじいさんが言った。
「ワシはこいつと一緒に仲間を探す旅に出ることにした。恐竜をも超えるような強い組織を作り上げるためにな。その時にはお主に精一杯のおもてなしをしなければな、じゃあのーありがとうな」
 二人はそう言うとオレの前から立ち去った。


「ヒロキー! 起きなさい!」
 おっと、いっけね。
「今回もまたリアルな夢だったなー、しかも楽しかった」
 何となくロープを投げるマネをしてみる。
「なにやってんのよ、ミサキちゃん来てるわよ」
「え!」
 慌てて着替えて、パンをくわえた。
「おっ。いい食感。……って言ってる場合か! 行って来まーす!」
「遅いぞーヒロキー。アンタは亀の親分か。っまいつも通りだけど」
 何で親分……
「ワリーワリー。じゃあ行こっか」

「そんでさー、まためっちゃリアルな夢見たんだー」
「えっまた? あたしはなんか恐竜の夢見たよ」
「えっ? 俺も」
「えっ偶然?」
 その時オレはあまりにビックリして問い詰める気にはならなかった。
 まさかミサキもドリームワールドとやらに関係しているのだろうか。


「オハヨー」
 その一言から“いつも通り”の学校生活が始まった。

「では教科書の八ページを開いてくださーい」




「二組の子が倒れたって!」
 昼休みが始まってすぐの事だった。
 隣のクラスの女子の声が“いつも通り”の学校生活を狂わせた。

 ミサキは二組。
 まさか。
 冷や汗をたらしながら全力で二組へ向かう。
 すると教室から一人の女子が運び出された。
 ミサキだ!
 人だかりであまり見えなかったが、確かにそうだった。
 もっと近くに寄ってみようと試みたが、先生が来て皆を教室に戻らせた。
「えー、さっきの件だがーただの貧血みたいだ。大丈夫だ」
 ホッとして、一息ついた。
 良かった。


 放課後すぐさま保健室へ向かった。
「ミサキ!」
 一番手前のベッドにいた。
 ミサキは満面の笑みでオレを迎えた。
「大丈夫だよ。いつもの事だから」
「バカ! 大丈夫なわけないだろ! マジ心配したんだから」
「ご……ごめんね」
 ミサキの笑顔を見たら、何だか心配したオレがバカみたいに感じてきた。



だが……夜の事だった。
「ミサキちゃんが倒れたって!!」
 母の声が家中に響いた。
 嫌な予感がした。
 今回は何か違う。


 オレ達家族はミサキが運ばれた病院に駆けつけた。
 今、ミサキは苦しんでるらしい、
しかも原因は不明。

 数時間後……
 ミサキが少し落ち着いてきたという報告を聞いた。
 でも、動けないくらい危険な状態らしい。


 危機的状況だが、疲れがピークに達してオレは夢の世界に引きずり込まれた。

「やあヒロキ君、よく来たね」
 前見た夢に出て来たおじいさんが目の前にいた。
「ど……ども」
「ヒロキ君、多分じゃがミサキちゃんが苦しんでる理由が分かったんじゃ」
「え?」
「君がこの前助けてくれたホープなんじゃが、ミサキちゃんの先祖かもしくはなんらかの密接な関係があるみたいなんじゃ。ミサキちゃんがこっちの世界の人間だったとかは分からないが、アイツと影響し合っている事は間違いないと思うんじゃ」
 また頭がパンクしそうになった。
 急にこんな事言われて信じられる方が凄いんじゃないか。
「じゃあミサキを助けるにはどうすればいいの?」
「じゃあまずこっちに来てくれ」
 道具が入ってるリュックを背負っておじいさんの背中を追いかけた。


「ここじゃ」
 そこには見るも無惨な光景が広がっていた。
 荒れ果てた森林、倒れた恐竜、そして血だらけの三体のホープ。
「血が止まらないみたいなんじゃ、どうか助けてあげてくれ」
「任せて」

 前やったみたいに応急処置を施すと
無事、血は止まった。
 そうするとホープ達は疲労困憊だったのか、その場に座り込んだ。

「実は、恐竜が暴走して自然を壊し始めて、それを止めるためにこいつらが闘ったんじゃ」

 ドリームワールドと現実の世界とでは多少の違いがあるが大概似ている。
 そうであるからこそ影響し合ってしまうのかもしれない。
 でも現実の世界では、恐竜がいた時代にはまだ小さな小さな哺乳類の生き物でしかなかったと言われる人間だが、こっちの世界ではもうこんなにも成長しているといった事もある。
 時代や成長のズレ、他にも色んな要素がある中で、もしここでのオレの行動が現実の世界に影響があったのなら、ただの夢とは到底思うことは出来なくなるだろう。

「あい……がと……う」
 ホープが発した片言の言葉だった。
 気のせいかもしれないが、
一瞬ミサキと重なった気がした。
「どういたしまして」

「助かったよ、ヒロキ君。今回の任務は見事達成した。疲れもたまってると思うからあとは休んでおくれ」

 言われた通り地面に座って休んだ。
 しばらくすると現実の世界へと戻された。


「ヒロキ! ミサキちゃんが元気になったってよ!」
「え、ホント?」
 時間はそれ程経ってはなかった。
 やはりオレの行動がそうさせたのか。
 信じがたいがそうとしか思えなくなってきた。

 病室にはオレをまた満面の笑みで迎えるミサキの姿があった。
「ありがとう」
「どういたしまして」






 オレは毎日毎日ドリームワールドに行った。
 侵入者の確保や新種の小動物の保護、
暴走した恐竜の撃退など数々の任務をこなした。
 そして時代は急速に進歩していった。
 やがて恐竜はいなくなり、ホープが世界を統一することになる。
 気付けば、あのホープはリーダーとしてバリバリ活躍していた。
 一方でホープ達は次々と子孫繁栄を遂げていった。
 次世代につなげる者たち。
 次世代を担う者たち。




 オレがちょうど中学校に入学した頃に突然ドリームワールドには行けなくなっていた。
 元々ドリームワールドを救うために呼ばれた存在であるから、きっと今は必要ないという訳であろう。
 でもいい事だってあった。
 ミサキはあの事件の後、日に日に体が強くなっていって今では一人で元気に登校するようになった。
 やっぱりあのホープの状態が影響していると感じた。

 オレらは結局同じ中学校に入学したが、一緒に登下校しなくって、実際寂しかった。
 朝、ミサキが迎えに来るのが当たり前だったし、放課後にすぐ駆け寄ってくるのが当たり前だった。
 まあお互い親友もできて、距離が遠のくは自然のことだったけど。



 高校はそれぞれ違う高校に入学した。
 オレは家から近くの高校に決めたが、ミサキは遠くの高校に通うことになった。
 引っ越しはしなかったが、寮での生活を始めた。
 たびたび電話をしてみると、いつも明るい声で楽しげに学校の話をしてくれた。
 やっぱりミサキと話すと安心する。
 これって幼なじみっていう関係だからこんなにも仲良くなれたのかな。
 なんで安心するんだろう。




 時は流れた。
 今はやりたい仕事に就くためにバイトをしながら専門学校に通っている。
 今日は成人式。
 そして今日はミサキに会える。
楽しみにしていた。

「久しぶりだね」
「久しぶり」

「この前ねー」
 とことん話して、離れていた間のぽっかりあいた空白を埋めていった。

 
 久しぶりに地元の仲間にも会えて、話してると昔の記憶が蘇ってきて懐かしい気持ちでいっぱいになった。


 その後の打ち上げにも参加した。
 皆でワイワイできたし最高の一日だった。
 満足満足。


 しかし……
 その最高の一日には続きがあったのだ。
 その出来事はヒロキが寝た後に起こった。
 そう、ドリームワールドだ。


――「よくぞ来てくれた。ヒロキ君、久しぶりじゃのう!」
 あのおじいさんだ。
 今回はいっそう紳士な服装に身を包んでいた。
「おっ……お久しぶりです」
「おー。今日君を呼んだのは他でもない。精一杯おもてなしをさせてもらうぞ」
 すっかり忘れていたがそんな約束してたっけな。
 それよりいつも急でホントに気が狂うよなー。

「さあこちらへ」
 なんと目の前には堂々としたお城が建っていたのだ。
 その存在感に圧倒されたくらいだ。

 そして導かれるままに中へと入っていった。
「お嬢様がお待ちですよ」
「え?」
 こっちの世界で待たせるような人に心当たりが無かった。
 しかも“お嬢様”って。


 そこにはあのホープと……ミサキ?
「よっ、ヒロキ」
「よっ、じゃないよ?なんでここに」
「なんかおじいさんに呼ばれて……」


「ヒロキ……あのね」
「う……うん?」
「す……好きなの。付き合ってほしい。」


「いや……今すぐ結婚してください!」
 オレはとっさにとんでもないことを言ってしまった気がした。
 前にもこんな夢を見たような……


「では結婚式を始めるぞ」
 おじいさんが立ち上がった。
 結婚式って……
「言ったじゃろ? 精一杯おもてなしをするって。実はワシらがお主らの思いを感じとって、この機会を与えたのじゃ」
 なんだかもう分からなくなってきた。


 その後、盛大な結婚式が行われた。
「ドリームヒーローのヒロキ殿。貴公は永遠のドリームヒーローとして歴史に刻まれた。そしてミサキ殿、貴公は永遠の女神として歴史に刻まれよう。」
 二人の幸せを精一杯願っておるぞ。

 ホープが近寄ってきた。
「おめでとう」
 ハッキリとした発音だった。
「ありがとう」
 きっとこういう機会が無かったら結婚するなんてあり得なかっただろう。
 ずっと幼なじみという関係でしか無かっただろう。
 



 夢は自分自身の無意識からのメッセージであると言われる。
 夢というものは睡眠中の奇妙な出来事のように思えるが、日常の生活で無意識に抑止しているものが、睡眠時に開放され夢という形として表れるらしい。
 ミサキのヒロキへの、そしてヒロキのミサキへの強い思いがこの奇跡を生んだと言えよう。


 これからもよろしく!
 美咲(ミサキ)

 こちらこそよろしく!
 大輝(ヒロキ)



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Author:Shin
音楽とスポーツが大好きな高校生です。
BUMP OF CHICKENが好きです。
スポーツではソフトテニスと野球が好きです。
ソフトテニス部で前衛です。
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